| 情報プラットフォーム事業はPC台数課金の定額料金制を採用し、海外契約比率約59%・5,400社超の基盤を有する |
事業等のリスク/事業の内容 |
情報プラットフォーム事業は、利用するパソコンの契約台数に応じて、基本年間60万円から240万円の定額料金制を採用しております。北米、欧州、中国、韓国、タイなどの外国企業も利用しており契約企業数の約59%を占めております。当連結会計年度末現在、5,400社以上の自動車関連企業が採用し、国内外の無料登録会員を含む50万人以上(2026年2月現在)のユーザーが利用することで、ページビュー数を伸ばしております。 |
確信度A1 |
安定的な定額課金ストックモデルと高いグローバル浸透率は実証されているが、契約社数全体の成長ペースが維持されているかについては地域別の内訳精査が必要である。 |
PC台数課金の契約台数別分布およびARPU(1契約あたり平均単価)の推移 |
| EVやSDV等の進展に伴う新技術レポートや分解調査データ販売など周辺事業のクロスセルを展開している |
事業の内容 |
SDV(ソフトウェア・デファインド・ビークル)への取り組みが注目される中、注目の車載ソフトウェアベンダーについて、製品(サービス)や導入企業、パートナー、最新のニュースなどを分かりやすくまとめたレポートを掲載しています。国内外の提携先による電動車、駆動モーター、インバーターなどの多彩な分析調査データ及び当社エキスパートエンジニアが手掛けたe-Axleなどの分析調査/コスト分析レポートを販売する事業です。 |
確信度A1 |
自動車産業のメガトレンドに即した高付加価値コンテンツおよびリバースエンジニアリング関連サービスを拡充していることは確認できるが、これら周辺事業が全体の収益拡大に寄与する規模感は検証が必要である。 |
情報プラットフォーム会員に対する各周辺事業(分解調査データ、コンサルティング等)のクロスセル成約率および売上構成比 |
| 売上高の68.8%を情報プラットフォーム事業に依存し、法人契約社数が2024年の5,616社から2025年の5,476社へ純減している |
事業等のリスク/事業の内容 |
当社グループの売上高のうち、情報プラットフォーム事業売上高が占める割合は2024年12月期連結会計年度で65.3%、2025年12月期連結会計年度で68.8%となっております。2024年 5,616 2025年 5,476 |
確信度A1 |
主力事業への依存度が前年比で上昇している一方で、契約企業総数が純減に転じており、ストック収益の継続拡大において顧客獲得および解約防止の課題が顕在化している。 |
2025年における契約社数純減の主要因(特定地域での解約増加か、価格改定影響か、顧客企業の再編・倒産等か) |
| GlobalData社等の外部データ調達依存および自動車需要低迷に伴う解約リスクを抱える |
事業等のリスク/事業の内容 |
英国の調査会社GlobalData社による自動車市場予測情報を提供する事業です。当社グループでは情報の入手先の開拓・多様化に努めておりますが、取得価格の上昇、提携解消等その他、自然災害等の予期せぬ理由で係る情報の継続的な取得が困難になり、かつ、当該情報の代替購入先の開拓が間に合わなかった場合には継続的な情報提供サービスが行えなくなる可能性があります。自動車需要が大幅に落ち込む等、総合産業である自動車産業の業況に著しく大きな影響を与える景気後退があった場合には、新規契約の停滞、契約企業の解約が増加する可能性があります。 |
確信度A1 |
外部提携データの中断リスクおよび自動車業界全体の設備投資・調査研究費圧縮がプラットフォーム解約に直結する脆弱性が明記されている。 |
外部調達データ(GlobalData社等)の仕入原価変動動向および契約更新条件 |
| 代表取締役酒井誠氏への経営依存が高く、システム開発・保守の外部委託条件悪化や人材流出のリスクが存在する |
事業等のリスク |
当社代表取締役酒井誠は、当社グループの経営方針、経営戦略の策定をはじめとする事業推進において重要な役割を担っております。当社グループは、同氏に依存しない体制作りに努めておりますが、グループ全体を取り纏めていくという点で、現時点ではなお同氏の影響がかなり大きい状況にあります。当社が運営する「自動車産業ポータル」に係るシステムの開発及び保守の一部を、現在、グループ外のシステム会社に委託しております。当該システム会社とは安定的に取引を行っておりますが、契約更新ができなかったり、委託条件が悪化する可能性があります。 |
確信度A1 |
トップマネジメントの属人性および基幹ポータルの開発・保守における社外ベンダー依存がリスク要因として認識されており、コスト上昇や開発遅延の懸念が存在する。 |
社内エンジニアの内製化進捗率および後継者育成プランの具体性 |
| 自動車ファンド事業における投資先業績悪化に伴う回収不能リスクが存在する |
事業等のリスク |
投資にあたっては、対象企業の財務内容等の詳細な事前審査を行い、十分にリスク検討しておりますが、投資先企業の事業が計画通りに進捗せず、業績が悪化した場合には投資が回収できず、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 |
確信度A1 |
ベンチャーキャピタル業務に伴う元本回収リスクが明記されており、投資先評価損が資本効率や業績のボラティリティ要因となり得る。 |
現在の投資先件数、投資残高、および未実現評価損益の状況 |
| 海外契約約59%における急激な円高による解約リスクや、AI検索技術の発達による新規契約・無料会員獲得への影響が存在する |
事業等のリスク |
料金価格改定を行った場合においても、海外企業にとっては実質利用料金の値上げとなるため、海外新規契約の停滞や海外企業の退会等につながる可能性もあります。そのため、急激で極端な円高が起こった場合、当社グループの財政状態、業績及びキャッシュ・フローに影響を与える可能性があります。今後、コンテンツの内容によっては、検索技術の向上が新規契約見込会員等の当該コンテンツに関連した情報入手を容易にさせる可能性があり、無料登録会員の登録数減少等契約数に影響を及ぼす可能性があります。 |
確信度A1 |
為替変動時の価格調整に伴う解約リスクに加え、生成AI等の外部検索技術向上により無料登録から有料契約へのファネル構造が弱まるリスクが提示されている。 |
AI検索ツールの台頭に対する独自データの囲い込み戦略およびクローリング対策の進捗 |