| 「Green」は新規登録時の初期費用と定額制の成功報酬モデルを採用し、掲載期間や求人数に制限がないため広告掛け捨てリスクを排除して従来型仲介モデルを代替している。 |
有報一次情報:事業の内容 |
一方、「Green」は、新規登録時に初期設定費としてシステム利用料や掲載記事作成料が必要となるものの、その後は求人広告の掲載期間や掲載求人数の制限がありません。採用が成功し、求職者が実際に入社した段階で成功報酬が発生する、いわゆる成功報酬型の料金体系を採用しています(注3)。「Green」を利用する企業は、広告掲載料金が掛け捨てになるリスクを取る必要がありません。 |
確信度A1 |
求人掲載側の費用対効果を高めることで掲載数拡大を狙うモデルであり、従来型広告モデルとの差別化要因となっているが、入社が成立しない限り売上が発生しない構造的リスクを内包している。 |
定額成功報酬の具体的な金額水準および業界平均手数料との乖離幅の推移。 |
| 蓄積データの解析とレコメンド機能により、書類選考通過率は2025年9月期に22.5%を達成している。 |
有報一次情報:事業の内容 |
当社の書類選考通過率の推移は、2021年9月期は19.9%、2022年9月期は24.5%、2023年9月期は23.0%、2024年9月期は20.3%、2025年9月期は22.5%となっております(「書類選考に通過する件数の1年間の総数」÷「書類選考に応募する件数の1年間の総数」にて算出)。 |
確信度A1 |
2024年9月期の20.3%から反発しているものの、2022年9月期の24.5%を下回っており、テクノロジーによる選考通過率向上が一本調子で進捗しているわけではない。 |
景気動向や企業の採用選考基準の厳格化が書類選考通過率の変動に与える感応度。 |
| 組織力向上プラットフォーム「Wevox」の利用組織数は4,100社を超えている。 |
有報一次情報:事業の内容 |
会社組織やスポーツチームなど、あらゆる組織での利用が拡がっており、本書提出日現在、利用組織は4,100社を超えております。 |
確信度A1 |
契約社数の伸長は確認できるが、有報上では単一セグメント記載のため、Wevox単独の売上高や解約率、営業利益貢献度は直接開示されていない。 |
Wevoxにおける有料契約企業数、ARPU(顧客平均単価)、および解約率(チャーンレート)。 |
| 売上高の58.0%を「Green」に依存しており、かつ利用企業の約8割がIT・Web業界に集中している。 |
有報一次情報:事業等のリスク / 有報一次情報:事業の内容 |
2025年9月期の売上高(7,634,032千円)に占める「Green」の比率は58.0%(4,425,515千円)であり、依存度は高い状況にあります。また「Green」を利用して採用活動を行った求人企業のうち、約8割がIT・Web業界に属しています(2025年9月期)。 |
確信度A1 |
特定の単一サービスおよびIT・Web業界の採用需要動向に対する収益依存度が極めて高く、同業界の採用抑制が全社業績に直結する脆弱性がある。 |
IT・Web業界以外の業種への顧客開拓進捗および売上構成比の変化。 |
| 求人企業が入社事実を隠蔽・虚偽報告して成功報酬の支払いを免れようとする不正行為のリスクが存在する。 |
有報一次情報:事業等のリスク |
当社は求人企業から報告を受けることにより入社確認を行っておりますが、入社の事実を適切に報告せず、成功報酬の支払いを免れようとする不正行為が発生する可能性があります。 |
確信度A1 |
成功報酬モデル特有のガバナンス課題であり、データ突き合せ等の防止策を講じているものの、悪質な不正が多発した場合には収益回収漏れや調査コストの増加を招く。 |
過去に実際に発覚した入社報告不正の発生頻度および回収実額。 |
| 従業員数124名と小規模組織であり、新卒採用者比率が約39%、平均年齢33.0歳と若年・経験不足の懸念がある。 |
有報一次情報:事業等のリスク / 有報一次情報:事業の内容 |
期末日現在、従業員(正社員)124名に占める新卒採用者の割合は約39%であり、また平均年齢は33.0歳と若い年齢の社員で構成されております。若い社員の成長スピードの鈍化、事業運営に必要なスキルや経験を積むことが困難な状況に陥った場合は、当社役職員の経験不足が当社の業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 |
確信度A1 |
少人数・若手中心の体制が高利益率を支える一方、事業拡大期において中堅・ベテラン層の不足やノウハウ継承の遅れが業務執行体制のボトルネックになり得る。 |
社員の離職率およびキーパーソンの定着状況。 |
| 新株予約権による潜在株式数が2,047,900株存在し、発行済株式総数の約9.0%に相当するため希薄化リスクがある。 |
有報一次情報:事業等のリスク |
本書提出日の前月末(2025年11月末)現在、新株予約権による潜在株式数は2,047,900株であり、発行済株式総数22,827,141株の約9.0%に相当しております。 |
確信度A1 |
潜在株式比率約9.0%は資本政策上無視できない規模であり、権利行使に伴い既存株主の1株当たり利益や議決権割合に対する希薄化圧力が生じる。 |
新株予約権の行使条件、行使期間、および権利行使価格の分布。 |
| 新規事業展開に伴う先行支出により一時的に利益率が低下する可能性や、投資未回収となるリスクを抱えている。 |
有報一次情報:事業等のリスク |
そのため、広告宣伝やシステム投資、人件費等の追加的な支出が発生し、一時的に利益率が低下する可能性があります。また、新規事業が当初の計画どおりに進捗しない場合、投資を回収できず、当社の業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 |
確信度A1 |
高収益体質を維持しつつ多角化を進める方針だが、海外展開や「Yenta」等の新規投資が先行して収益化が遅延した場合、全社の営業利益率が圧迫される。 |
新規事業向け投資額(広告宣伝費、開発人件費)の年間予算規模および回収期間の目安。 |